2016年 01月 17日
スター・ウォーズ/フォースの覚醒
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★ネタバレ注意★
・スター・ウォーズ/フォースの覚醒@ぴあ映画生活
J・J・エイブラムス監督によるスターウォーズシリーズ第七弾。
原題は"STAR WARS:THE FORCE AWAKENS"。
残念ながらわたしはスターウォーズに関してはほんとうに興味が薄く、今までのシリーズ6作についても、恐らく全部観ているハズ、とは思うものの、確かにしかと全て観た、とは断言できない部分もあり、といったテイタラクなので、この映画についても、観に行ったはいいものの、観ている傍から何を観たのかスルスル忘れていってしまうような感じでした。大変面目ないです。
なので観るには観たけど、特に別に言いたいこともないのだわ。もちろん時間を損した! と憤らなければならないような駄作では全くなく、ワクワクもすればウキウキもするしホロリともすれば感心もするという上出来の娯楽作ではあったのですが、だけどまあ、わたしの映画ではなかった、ということですわね。
そうは言ってもやっぱり、ハリソン・フォードのハン・ソロがチューバッカと共にミレニアムファルコンで駆け巡る話を観るのは心楽しいことです。しかも、どうせ出てきてもカメオ程度でしょ、と思っていたらば、ほとんど主役級だったので、その喜びもひとしお。ソロとチューバッカのやり取りはやっぱりイイ! こんなふたりを見せてくれただけでも、ありがとうありがとうほんとうにありがとうと思いました。
だったら最後もあんなことしないで(>_<)。
盛り上げるためだけにあんな心無いことができるなんて、エイブラムス監督って単にお仕事で映画撮ってるひとなのかな。作品世界のファンじゃないでしょ。そりゃルーカスも怒るわ。
その他のキャラクターで言えば、レイ役の新人デイジー・リドリーは大変感じのいい頑張り屋さんで、今後ブレイクまちがいなし、と思いますし、フィンを演じたジョン・ボイエガも重くなりすぎない演技がよかった。ハン・ソロとの絡みもよかった。
レジスタンスの凄腕パイロット、ポー・ダメロンを演じたオスカー・アイザックは、直近の出演作の『アメリカン・ドリーマー』がまさにそうだったように、複雑な心理描写が要求されるシリアスな役柄が多い役者さんという印象でしたが、今作のように「カッコイイのが仕事」という役を演じたことによってファン層が広がったのではないかと思いました。
この映画、大物俳優が何人もカメオ出演していると聞いていたので、鵜の目鷹の目で確認しようとしたのですが、ストームトルーパーを演じたダニエル・クレイグは結局マスクを脱がないし、最高指導者スノークを演じたアンディ・サーキスは、あれじゃ到底サーキスだとはわからなかったし、一番残念なのは、サイモン・ペッグがどこにいたのか確認できなかったことです。
でも、POIのレオン・タオことケン・レオンがレジスタンスの将校役で出ているのは見つけたので、ふふふ発見! と色めき立ったのですが、かれにはちゃんと「スタトゥラ提督」という役名まであったりするので、これってカメオとかじゃなく普通に出演してただけだよね。
あとは、そうね、今やC3POを観るとシェルダン・クーパーと思うようになってしまいました。どっとはらい。
・スター・ウォーズ/フォースの覚醒@ぴあ映画生活
by shirakian
| 2016-01-17 16:02
| 映画さ行