2011年 11月 09日
【海外ドラマ】CSI:NY/シーズン6
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★ネタバレ注意★
■CSI:NY/シーズン1
■CSI:NY/シーズン2
■CSI:NY/シーズン3
■CSI:NY/シーズン4
■CSI:NY/シーズン5
シーズン6は前シーズンのクリフハンガー・エンディング、エンジェル刑事の追悼のためにメンバーが集まっていたバーが銃撃される、というシーンを受けて、ダニーが負傷して脊髄に損傷を受け、下肢が動かなくなる、という衝撃の事態からスタートします。
とは言っても、それより何より衝撃的だったのは、ステラがアダムと一夜を共にする、という誰得展開だったかも。しかもアダム、一回こっきりで棄てられてるし(涙)。さすがアダムクオリティ、とは思うけど、でもステラ、デジタル世代なので「写真を現像するという概念がわからない」ほど若いアダムを食い散らかすなんて、なんかちょっとセクハラパワハラっぽいです。それだけ銃撃事件で動揺していたんだとは思うけど。アタシ、アダムに同情しちゃうわ。
ダニーの下半身麻痺は、リンジーの献身的な看護と励まし、そしてダニー自身の不屈の精神によって克服されていきますが、例によってこの番組は、暖かい人間関係を描くのがあんまり得意ではないので、ほかのメンバーだってダニーのことを気にかけている、という描写がほとんど見られなかったのが残念です。もとからダニーには厳しいマックとか、もとからダニーには冷たいステラとかはともかく、ドンちゃんなんかダニーの「親友」のはずなのに、労わり気遣い心を痛めるシーンなんかひとつもなかったよ。
それもそのはず、ドンちゃんだってダニーの怪我どころではなかったわけで、エンジェル刑事を失った痛手から立ち直るには時間が必要でした。仕方のないこととは言え、前半のドン・フラックはとってもやさぐれていました(>_<)。スーツ着るのをやめちゃうし、無精髭はやして飲んだくれているし(さめざめ)。
ブロンドであったり、逆に黒人であったり、肌の色と髪の色が近いひとなら無精髭をはやしてもあんまり気にならないものですが、ドンちゃんみたいに色白で黒髪のひとが迂闊に無精髭をやはすと、田吾作みたくなるから要注意です。トーマス・ギブソンがプライベート写真で時々田吾作になっとるのよ。きみも気を付けて。
まあ、それはいいけど、明朗快活なドンがやさぐれている姿を見るのは視聴者的にもとても辛いものがありましたので、中盤からなんとか立ち直ってくれてほっとしました。
尤も、スーツを着るのは完全にやめてしまったらしいけど。わたしたちのスーツ萌えを一体どうしたら(>_<)。
そうは言っても、ドンちゃん、Tシャツ姿が抜群に様になります。やっぱり、スラリと長身でスタイルのいいひとはシンプルな衣装が映える。あんなに綺麗にTシャツを着こなしているひとはなかなかいないと思うので、それはそれで眼福だなぁ、とは思いますが、これでもうNYチームにはネクタイ着用のひとがいなくなってしまったのかと思うと、やっぱり、わたしたちのスーツ萌えを一体どうしたら、と思わざるを得ないのであります(さめざめ)。
今回ほかに印象的だったのはやはりなんと言っても、シェルドン・ホークスのファイナンシャル・ブレイクとプリズン・ブレイクの二大ブレイクのエピソードでした。
破産の方は、ちょびっと欲を出して財テクに走ろうとしたホークス先生、まんまと騙されてまさかの無一文に(>_<)! という展開で、先生ったら住む家すら失って友達の家に居候するはめに陥ったというのに、プライドが邪魔をして誰にも相談できずにいた、というものです。
日頃、他人に隙を見せることなどほとんどない優等生のホークスが、こんな形でドツボにはまるなんて、意外だったけど面白かった。結局、マックが同棲 同居を申し出てくれたので、しばらく厄介になったんじゃないかと思うのですが、そんなに長いこともなく、ちゃんと自立したっぽいです。そりゃあそうだろう、マックの家に一緒に住むなんて、そんな気ぶっせいな。そう言えば以前、ステラのアパートが火事で焼けちゃったときも、マックは部屋を提供するって申し出てくれたんだけど、ステラは断っていたなぁ。だよねぇ。マックだものねぇ。気ぶっせいだよねぇ(違)。
脱獄の方は、とっても派手なエピソードだったです。
面識のないはずの死刑囚に、処刑の立会いを頼まれたホークス、死刑執行に赴いてみればなんと、死刑囚から「あんたの姉を殺したのはおれだ」と懺悔されてしまう。なんと! ホークスに姉がいたとは!(そこか!)。死刑囚は、罪を告白してスッキリした気持ちで冥土に旅立ちたかっただけだったのに、死刑執行の直前、処刑を担当する刑務官が毒殺されてしまう。果たして犯人は?
というわけで、ショーン・ケイシーが再び登場、かれが脱獄するために仕組んだ騒動に、ホークスは居合わせてしまうことになったのです。
ショーン・ケイシー、ひっぱりますね。獄中で自殺した兄の無実を証明してくれることを期待したクライム・ラボが、無実の証明どころか、兄が有罪である動かぬ証拠を見つけてくれちゃったりしたことを逆恨みして、ダニーにつきまとう粘着ストーカー。ダニーが針治療に行ったさきで、バッジその他を盗み出すことから始めて、じわじわと準備を進めていきます。なまじ頭のいい人間なだけに始末が悪い。ついに、リンジーと娘のルーシー、親子三人水入らずで休暇旅行に出かけたさきのロングアイランドで、ダニーに襲い掛かるショーン。このとき、ターゲットはあくまでダニーだからヨメはどっかに消えちまえ、と言われたリンジーが、「Go to hell.」と答えるシーンが気に入りました。いい口調だ、リンジー。
それにしても、(どうでもよすぎてごめんなさいよ)エドワード・ファーロングはどうしてダイエットしないんだろう。10代の時は「美少年」と言えば必ず取り沙汰にされていた美貌だったはずなのに、なんとも無残な変わりよう。や、顔立ちが変わってしまったわけではないのだから、そのたるみきった肉体をなんとかすればどうにでも復活できようものを。なんだろうなぁ。別に誰に見られるわけでもない普通のOLだってダイエットに励んでいるというのに、世界中のひとから見られるのが仕事のハリウッド俳優が体型に気をつかわないなんて、全く理解に苦しみます。イケメンは世界の宝なのに(>_<)。
あと、またもやマックに恋愛フラッグが立っておりましたね。
本来ならこういうことは若手イケメンの担当だと思うのだけど、ダニーとドンの若手イケメンについては、片や早々に妻子持ちの身にしてこの方面からはリタイアさせ、片やこれから花開きそうだったつきあい初めたばかりの恋人を死なせ、共にラブストーリーを担わせる可能性を潰してしまったので、50代のマックにスポットが当たっているわけですが、うーん、確かに熟年世代が恋しちゃいけないとは言わないし、第一マックはいつも、娘ほどに年の離れた相手ではなく、年相応の女性と関係を持っているっぽいので、その点もいい感じではあるのだけれど、こんなにあっちでもこっちでもマックばかりにスポットが当たる仕様を見せられると、はぁ、ゲイリー・シニーズはプロデューサーも兼ねてるものねぇ、と思わざるを得ないです。
それにしてもマックは、頭脳明晰でバリバリ仕事をしているキャリア系の女性が好きですね(笑)。今シーズンのお相手は、ERのドクターで、アフガンでも軍医として従軍経験がある、という女性でした。しかし、シーズンもラストまであと一歩というところに来て、なんと、ペイトン・ドリスコルの再襲撃! マックは、せっかくナンパしてゲットした(違)美人女医といい感じになりつつあるにもかかわらず、再び目の前に現れたペイトンに気持ちを乱されて、「彼女とはただの友達なんだ」などと腰のひけた発言をしだす始末。ペイトン、恐るべし。悪霊退散。今後、マックの女性関係がどう展開するのか、予断を許しません(っていうか、実のところ、どういうことになっているんだろう。すでにシーズン8が放映中ですよね?)。
この番組はいつも最新のガジェットが魅力ですが、今回はふたつほど気になるニューフェイスがありました。ひとつは、何と言う名前なんだろう、サンプル照会ができる機械。ガラス片ならガラス片をセットすると、ロボットアームがウィ~ンと動いて、セットしたものと成分が同じサンプルを抽出してくれるというもの。一体どういう仕組みなんだろう。あらゆる物質のサンプルが保管されていたりするのかしら。とにかくとっても便利そうです。見た目もSFチックで面白い。
もうひとつは、タブレットパソコンをそのままテーブル大に拡大した感じのコンピュータディスプレイ。同じ画面を数人で取り囲んで作業ができて、指先の捜査で画像を拡大したり、複製したり、向かい側にいるひとにポンと回して見せたり、こちらもとっても便利そうです。
次シーズンではどんな新テクノロジーを見せてくれるのか、ほんとにとっても楽しみです☆
■CSI:NY/シーズン1
■CSI:NY/シーズン2
■CSI:NY/シーズン3
■CSI:NY/シーズン4
■CSI:NY/シーズン5
シーズン6は前シーズンのクリフハンガー・エンディング、エンジェル刑事の追悼のためにメンバーが集まっていたバーが銃撃される、というシーンを受けて、ダニーが負傷して脊髄に損傷を受け、下肢が動かなくなる、という衝撃の事態からスタートします。
とは言っても、それより何より衝撃的だったのは、ステラがアダムと一夜を共にする、という誰得展開だったかも。しかもアダム、一回こっきりで棄てられてるし(涙)。さすがアダムクオリティ、とは思うけど、でもステラ、デジタル世代なので「写真を現像するという概念がわからない」ほど若いアダムを食い散らかすなんて、なんかちょっとセクハラパワハラっぽいです。それだけ銃撃事件で動揺していたんだとは思うけど。アタシ、アダムに同情しちゃうわ。
ダニーの下半身麻痺は、リンジーの献身的な看護と励まし、そしてダニー自身の不屈の精神によって克服されていきますが、例によってこの番組は、暖かい人間関係を描くのがあんまり得意ではないので、ほかのメンバーだってダニーのことを気にかけている、という描写がほとんど見られなかったのが残念です。もとからダニーには厳しいマックとか、もとからダニーには冷たいステラとかはともかく、ドンちゃんなんかダニーの「親友」のはずなのに、労わり気遣い心を痛めるシーンなんかひとつもなかったよ。
それもそのはず、ドンちゃんだってダニーの怪我どころではなかったわけで、エンジェル刑事を失った痛手から立ち直るには時間が必要でした。仕方のないこととは言え、前半のドン・フラックはとってもやさぐれていました(>_<)。スーツ着るのをやめちゃうし、無精髭はやして飲んだくれているし(さめざめ)。
ブロンドであったり、逆に黒人であったり、肌の色と髪の色が近いひとなら無精髭をはやしてもあんまり気にならないものですが、ドンちゃんみたいに色白で黒髪のひとが迂闊に無精髭をやはすと、田吾作みたくなるから要注意です。トーマス・ギブソンがプライベート写真で時々田吾作になっとるのよ。きみも気を付けて。
まあ、それはいいけど、明朗快活なドンがやさぐれている姿を見るのは視聴者的にもとても辛いものがありましたので、中盤からなんとか立ち直ってくれてほっとしました。
尤も、スーツを着るのは完全にやめてしまったらしいけど。わたしたちのスーツ萌えを一体どうしたら(>_<)。
そうは言っても、ドンちゃん、Tシャツ姿が抜群に様になります。やっぱり、スラリと長身でスタイルのいいひとはシンプルな衣装が映える。あんなに綺麗にTシャツを着こなしているひとはなかなかいないと思うので、それはそれで眼福だなぁ、とは思いますが、これでもうNYチームにはネクタイ着用のひとがいなくなってしまったのかと思うと、やっぱり、わたしたちのスーツ萌えを一体どうしたら、と思わざるを得ないのであります(さめざめ)。
今回ほかに印象的だったのはやはりなんと言っても、シェルドン・ホークスのファイナンシャル・ブレイクとプリズン・ブレイクの二大ブレイクのエピソードでした。
破産の方は、ちょびっと欲を出して財テクに走ろうとしたホークス先生、まんまと騙されてまさかの無一文に(>_<)! という展開で、先生ったら住む家すら失って友達の家に居候するはめに陥ったというのに、プライドが邪魔をして誰にも相談できずにいた、というものです。
日頃、他人に隙を見せることなどほとんどない優等生のホークスが、こんな形でドツボにはまるなんて、意外だったけど面白かった。結局、マックが
脱獄の方は、とっても派手なエピソードだったです。
面識のないはずの死刑囚に、処刑の立会いを頼まれたホークス、死刑執行に赴いてみればなんと、死刑囚から「あんたの姉を殺したのはおれだ」と懺悔されてしまう。なんと! ホークスに姉がいたとは!(そこか!)。死刑囚は、罪を告白してスッキリした気持ちで冥土に旅立ちたかっただけだったのに、死刑執行の直前、処刑を担当する刑務官が毒殺されてしまう。果たして犯人は?
というわけで、ショーン・ケイシーが再び登場、かれが脱獄するために仕組んだ騒動に、ホークスは居合わせてしまうことになったのです。
ショーン・ケイシー、ひっぱりますね。獄中で自殺した兄の無実を証明してくれることを期待したクライム・ラボが、無実の証明どころか、兄が有罪である動かぬ証拠を見つけてくれちゃったりしたことを逆恨みして、ダニーにつきまとう粘着ストーカー。ダニーが針治療に行ったさきで、バッジその他を盗み出すことから始めて、じわじわと準備を進めていきます。なまじ頭のいい人間なだけに始末が悪い。ついに、リンジーと娘のルーシー、親子三人水入らずで休暇旅行に出かけたさきのロングアイランドで、ダニーに襲い掛かるショーン。このとき、ターゲットはあくまでダニーだからヨメはどっかに消えちまえ、と言われたリンジーが、「Go to hell.」と答えるシーンが気に入りました。いい口調だ、リンジー。
それにしても、(どうでもよすぎてごめんなさいよ)エドワード・ファーロングはどうしてダイエットしないんだろう。10代の時は「美少年」と言えば必ず取り沙汰にされていた美貌だったはずなのに、なんとも無残な変わりよう。や、顔立ちが変わってしまったわけではないのだから、そのたるみきった肉体をなんとかすればどうにでも復活できようものを。なんだろうなぁ。別に誰に見られるわけでもない普通のOLだってダイエットに励んでいるというのに、世界中のひとから見られるのが仕事のハリウッド俳優が体型に気をつかわないなんて、全く理解に苦しみます。イケメンは世界の宝なのに(>_<)。
あと、またもやマックに恋愛フラッグが立っておりましたね。
本来ならこういうことは若手イケメンの担当だと思うのだけど、ダニーとドンの若手イケメンについては、片や早々に妻子持ちの身にしてこの方面からはリタイアさせ、片やこれから花開きそうだったつきあい初めたばかりの恋人を死なせ、共にラブストーリーを担わせる可能性を潰してしまったので、50代のマックにスポットが当たっているわけですが、うーん、確かに熟年世代が恋しちゃいけないとは言わないし、第一マックはいつも、娘ほどに年の離れた相手ではなく、年相応の女性と関係を持っているっぽいので、その点もいい感じではあるのだけれど、こんなにあっちでもこっちでもマックばかりにスポットが当たる仕様を見せられると、はぁ、ゲイリー・シニーズはプロデューサーも兼ねてるものねぇ、と思わざるを得ないです。
それにしてもマックは、頭脳明晰でバリバリ仕事をしているキャリア系の女性が好きですね(笑)。今シーズンのお相手は、ERのドクターで、アフガンでも軍医として従軍経験がある、という女性でした。しかし、シーズンもラストまであと一歩というところに来て、なんと、ペイトン・ドリスコルの再襲撃! マックは、せっかくナンパしてゲットした(違)美人女医といい感じになりつつあるにもかかわらず、再び目の前に現れたペイトンに気持ちを乱されて、「彼女とはただの友達なんだ」などと腰のひけた発言をしだす始末。ペイトン、恐るべし。悪霊退散。今後、マックの女性関係がどう展開するのか、予断を許しません(っていうか、実のところ、どういうことになっているんだろう。すでにシーズン8が放映中ですよね?)。
この番組はいつも最新のガジェットが魅力ですが、今回はふたつほど気になるニューフェイスがありました。ひとつは、何と言う名前なんだろう、サンプル照会ができる機械。ガラス片ならガラス片をセットすると、ロボットアームがウィ~ンと動いて、セットしたものと成分が同じサンプルを抽出してくれるというもの。一体どういう仕組みなんだろう。あらゆる物質のサンプルが保管されていたりするのかしら。とにかくとっても便利そうです。見た目もSFチックで面白い。
もうひとつは、タブレットパソコンをそのままテーブル大に拡大した感じのコンピュータディスプレイ。同じ画面を数人で取り囲んで作業ができて、指先の捜査で画像を拡大したり、複製したり、向かい側にいるひとにポンと回して見せたり、こちらもとっても便利そうです。
次シーズンではどんな新テクノロジーを見せてくれるのか、ほんとにとっても楽しみです☆
by shirakian
| 2011-11-09 20:21
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